藤井 丈司さん(プロデューサー/ブルースギタリスト)
&
Conrad 40185


取材日:1999.9.10
恵比寿・サイケデリズムにて。





シリアルNo,・・・ 40185 (1960年代製)
ネック・・・ メイプル3P
指板・・・ ローズウッド
ペグ・・・ GOTOHクルーソンタイプ3×3(交換済み)
ナット・・・ 牛骨
フレット・・・ ビンテージタイプ(交換済み)
ボディーTop・・・ メイプル
ボディーSide&Back・・・ メイプル
ピックアップ・・・ Lindy Fralin P-90
コントロール・・・ 2-Volume & 2-Tone
3点セレクタースイッチ
SWクラフト製 Jack
ブリッジ・・・ オリジナル
ブリッジ台座・・・ ローズウッド
弦・・・ D'AQUISTO Flat Wound(11~48)
ピック・・・ メーカー問わず。ミディアムのおにぎり型 or 涙型

●ネックのロッドが使用不可能だった為、指板を剥がし、新しいロッドを入れ直した。
●元々、オリジナルのミニハムバッカータイプのPUが乗っていたのだが、よりブルージーな音にしたいとの意向もあり、Lindy FralinのP-90に交換した。 その際、PU音量のバランスを取る為に、PU下部に高さ補正用のあて木を敷いた。
●弦高は、少々高め。
●その他、オリジナル。

Comment

今回、オリジナルのミニハムバッカータイプのPUから、このLindy FralinのP-90に交換をしての感想を聞かせて下さい。

僕が今まで聞いてきたGuitarの音で、一番イイ音が出る仕上がりになった! 太くて、デカくて、ヌケる。
このGuitarには、沢山の思い出話しがあるとの事ですが、「出会いから 〜 今日まで」のナレソメについて、教えて下さい。

Jazzを演っていた兄貴が30年前位に購入したもので、その後、「うまく言いくるめ」我が物にした。その数年後、大学の先輩とGuitar(先輩所有のGuild Starfireと)を交換し、永遠の別れを告げた...つもり...だった...が...しかし、約20年が経ち、最近そのGuitarに逢いたくなり、先輩の住所をスッポンのごとくシツコク探しあて、「お前の熱意には負けた...」との一言により、「生涯永久貸し出し」という名目のもと、20年振りの再会を果たした訳である。 結局、兄貴から「せしめとった」Guitarを元に、Guildと合わせ計2本、タダでGetした形になった。メデタシ...メデタシ。
※藤井 丈司さんからのお願い
「このConradというメーカー(1960年代に存在した、国産メーカーらしい)について詳細を御存知の方は、サイケデリズムまで御連絡下さい。」

Infomation

★藤井さんが参加された数多いレコーディングの中から、数組のアルバム/シングルを紹介。
泉谷 しげる...アルバム『SELF COVERS』
井上 陽水......アルバム『九段』『GOLDEN BEST』
ウルフルズ...アルバム『トロフィー』
桑田 佳祐......アルバム『KEISUKE KUWATA』
仲井戸 麗市...アルバム『PRESENT #1』『PRESENT #2』『PRESENT #3』
布袋 寅泰......アルバム『GUITARHYTHM』『KING&QUEEN』
広末 涼子......現在('99.10)発売中の全シングルとアルバム
DUTCH TRAINING....'99.9/24発売のシングル『HIGH LIFE』と、現在('99.10)制作中のニューアルバムに参加。

(敬称略、順不同)

★藤井丈司さん所属オフィスの公式ホームページはこちらです。
http://www.topinc.co.jp/

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