佐橋 佳幸さん(プロデューサー/スタジオ ミュージシャン)
&
Gibson '66 J-50


取材日:1999.8.06
都内・一口坂スタジオにて。



シリアルNo,・・・ 404995 (1966年製)
ネック・・・ マホガニー1P
指板・・・ ローズウッド
ペグ・・・ オリジナル・クルーソン板ペグ
ナット・・・ 牛骨(交換済み)
フレット・・・ ミディアム(交換済み)
ボディーTop・・・ スプルース
ボディーSide&Back・・・ マホガニー
ブリッジ・・・ ローズウッド(アジャスタブルブリッジ)
ブリッジサドル・・・ セラミックサドル
ピックアップ・・・ SUNRISE
弦・・・ Martin MSP3100 Bronze Light(12~54)
ピック・・・ Fender Heavy/Jim Dunlop 1mm/Jim Dunlop
0.88mm/Jim Dunlop 0.73mm、形は全て、ティアドロップ。
上記のPickを、曲調によって使い分ける。

●ネックの握りが、Jazz Bass(0フレットで)の様に細い。 藤井丈司さん所有のJ-50(別欄参照)とは、同年代で、生産時期も近いのに、全く異なる握り(藤井さんのJ-50の方がやや太目である)をしている。
ただ、故意に削られ細くなったものではなく、100%オリジナルの握りの様だ。

※サイケデリズム・スタッフより
「これまで色々なJ-50を見ましたが、こんな異様に細いネックは、他に見たことがありません!」

●着脱可能なSUNRISEのピックアップは、Live時のみ取り付けている。
●プリアンプは"2001.9月"より、YAMAHA AG-Stompを使用。
●ピックガードは、一度剥がれ、再接着をしている。
●その他、オリジナル。
●弦高は、低い。

Comment

佐橋さんは、凄く"正しい音"の出るMartin D28もお持ちですが、レコーディングの際、J-50やTaylor 612-Cを使用することが多いのでは?と思われます。そこで、プロデューサー/ギタリストの立場から見たMartinとGibsonの「音色の違い」をお聞かせ頂けますか。

Martinは、例えるなら「立派なフル・コンのA・Piano(レンジも広く、豊かなしっかりとした音)」、故に、色んな楽器を使用するアンサンブルの中では、以外と使いにくく、J-50の方がパーカッシヴで、リズムセクションとの馴染みが良い。やはりセッションワークのほとんどが、アンサンブルの中での演奏なので、やたらと使用頻度が高く、いつのまにやら自分のトレードマークのようになってしまいました。
この66年製J-50を使用して、レコーディングした曲を教えて下さい。.

ここ10年ほどの間にやったセッションのほとんどでJ-50を使っているので.....。 まぁ一番「露骨(笑)」なのは、藤井フミヤさんのシングル「True Love」かなぁ、もう一本のJ-50(佐橋さんは、J-50を2本所有)をオグちゃん(山弦・小倉博和さん)に貸して、ダブルJ-50状態で録音されてるし。

Infomation

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オムニバス・アルバム
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オリジナル・サウンドトラック
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★佐橋 佳幸さんの公式ホームページはこちらです。 http://www.fareastcafe.co.jp/sahashi/index.html





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