佐橋 佳幸さん(プロデューサー/スタジオ ミュージシャン)
&
Taylor '89 612-C


取材日:1999.8.06
都内・一口坂スタジオにて。



シリアルNo,・・・ 9211 (1989年製)
ネック・・・ マホガニー1P
ヘッドトップ・・・ ローズウッド
指板・・・ エボニー
ペグ・・・ Schaller 3×3
ナット・・・ 象牙(交換済み)
※'99.10/3、牛骨に交換
フレット・・・ ビンテージ タイプ(交換済み)
ボディーTop・・・ スプルース
ボディーSide&Back・・・ メイプル
ブリッジ・・・ エボニー
ブリッジサドル・・・ 象牙(交換済み)
ピックアップ・・・ Highlander IP-1
弦・・・ D'Addario EJ11 Bronze Light(12~53)
ピック・・・ Fender Heavy/Jim Dunlop 1mm/Jim Dunlop
0.88mm/Jim Dunlop 0.73mm、形は全て、ティアドロップ。
上記のPickを、曲調によって使い分ける。


※サイケデリズム・スタッフより
「佐橋さんがAco.を選ぶポイントとして、新しいメーカーの物に対しては、カッタウェイが入っている物の方が良いとのこと。理由は簡単『使いやすいから』...ゴモットモ!」
●プリアンプは"2001.9月"より、YAMAHA AG-Stompを使用。
●Taylorに使用する弦は、近々、変更を検討中とのこと。
●その他、オリジナル。
●弦高は、低い。
●現在、このTaylor 612-Cは、長年に渡り様々な状況のもとで使用してきた為、Body Topの傷みが激しくなり、2000.12.31に横浜・八景島で行われた小田和正さんコンサートで使用した後、リペアをし、"休養"しております。

Comment

佐橋さん所有のAcoの中で、2大横綱と言えば、J-50とTaylorなのでは?と思うのですが、レコーディング時(山弦のようにGuitar1本をチョイスする際)にはどのような理由で、上記2本を使い分けしているのでしょうか?

Taylorは、現代的な録音(デジタル)に適しているように思える。一聴して誰もが「美しい」と感じる音色....まぁある意味では「優等生」的ではありますが、カッタウエイだし、ラインアウト(ハイランダー)の音も安定してるし、オールマイティなのでライブの時はやっぱりテイラーを選んじゃいます。スタジオでも、まずテイラーで様子みてから、「この曲はJ-50の方がいいかな?」ということになれば、チェンジする、って感じです。できれば、もう一本テイラータイプの楽器があると、スタジオ用とライブ用に分けられていいんですが.....まぁゆっくり探します。

このTaylor 612-Cを使用して、レコーディングした曲を教えて下さい。

まぁ山弦「Joy Ride」とSOYの1stは、もう「テイラー祭り」ですんで....。
山下達郎さんのシングル「いつか晴れた日に」も、モロ、「テイラーサウンド」ですね。

Infomation

★佐橋 佳幸さんのアルバム紹介。

佐橋 佳幸『TRUST ME』発売中!!

山弦『JOY RIDE』発売中!!

山弦『INDIGO MUNCH』発売中!!

山弦『HIGH LIFE』発売中!!

SOY『SOY』発売中!!

SOY『SOY 2』発売中!!

オムニバス・アルバム
『mf Vol.1』
発売中!!

オムニバス・アルバム
『PRO-FILE of 11 Producers Vol.1』
発売中!!

オリジナル・サウンドトラック
佐橋 佳幸・坂本 龍一『ストーカー 逃げきれぬ愛』
発売中!!

★佐橋 佳幸さんの公式ホームページはこちらです。 http://www.fareastcafe.co.jp/sahashi/index.html





Special Thanks to Mamoru Furusawa (KOKOMO)
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