2003.12.13
Swingincaster Type-01
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- Neck : 1 piece Mahogany
- Fingerboard : Ebony (10'')
- Scale : 25.4"
- Fret : Jim Dunlop 6230
- Tuner : Gotoh 6連 Kluson Type Side Hall Pegu Nickel
- Nut : Bone
- Body Top : Center 2 piece Northern Hard (White) Ash
※f-Hallは、Top板のみを落し込んだダミー
- Body Back : 1 piece Mahogany
- Pick Up (Neck) : Lindy Fralin Jazz/Blues-Alinco (7.2K)
- Pick Up (Bridge) : Lindy Fralin Jazz/Blues-Alinco (7.5K)
- Contorol : 2 Volume 2 Tone 3way toggle swich
- T.O.M. : Gotoh Nashvill Narrow Type(落し込み)
- Bridge : Bigsby B-5 Crome
- Finish : 3TSB (All Lacquer)
- Strings : D'addrio EXL-115 (11-49)
今回、森さんからのリクエストは「シェイプはTEタイプで、EGO-WRAPPIN'の音楽性に合い、管楽器の多いアンサンブルに混じった際など聴感上音が薄くならず、”暖かく居場所の有る音色”を持ったソリッド仕様のジャズ・ギター。…そして、ビグスビー・トレモロは絶対付けて欲しい!」との事でした。
そこで、ボディ・トップにはビグスビー・トレムの搭載で損なわれる「音の立ち上がりとサスティーン」を補うために硬く重いアッシュ材(落込みによるfホールはダミーでシャレです)を採用、それに加え、バック材にマホガニーを使用する事で「暖かみのある中&低域」も実現。指板は「ブライトで音の粒立ちに優れ、単板のアーチ・トップやソリッドのジャズ・ギターなどに採用される事の多い」エボニーを使用。ネック材には低音域と音響に優れているマホガニーを選びました。ヘッドは、ビグスビーを使用した際のテンション感と彼好みの掛かり具合を想定し、リバース・ヘッドにしました。PUは音質とバランスで定評の高いリンディー・フレイリン製のJazz/Blues(Surface Mount)を搭載。あえてF社と同じネック・セット角を採用したため、T.O.M.の弦高を低く設定するためにトップ板を若干ザクリ、落込みにしました。アッセンブリにはクライオ処理が施されたパーツ類を搭載。フィニッシュは、ヴィンテージ・ギターでも使われ、音響効果に優れているニトロセルロース・ラッカーを使用。
このギターは、彼のメインとして、今やレコーディングやライヴで欠かせない存在となっております。アルバム「merry merry」でも使用されており、そのサウンドに触れる事が出来ます。
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