Psychederhythm Original Guitar

2005.03.27

Made For 森 雅樹 (EGO-WRAPPIN')

Swingin'6


  • Neck : 1 piece Maple
  • Fingerboard :Pau Ferro (10'')
  • Scale : 30"
  • Fret : Jim Dunlop 6230
  • Tuner : Gotoh 6連 Kluson Type Pegu Nickel
  • Nut : Bone
  • Body Top : Center 2 piece Northern Hard (White) Ash
  • Body Back : 1 piece Mahogany
  • Pick Up (Neck) : Lindy Fralin Blues Special for Strat
  • Pick Up (Middle) : Lindy Fralin Blues Special for Strat
  • Pick Up (Bridge) : Lindy Fralin Blues Special for Tele
  • Contorol : 1 Volume 1 Tone 3 PU on/off slide swich
  • Bridge : Gotoh T.O.M. Nashvill Narrow Type
  • Tremolo : Vintage Style Floating
  • Finish : Khaki (All Lacquer)
  • Strings : Fender 5350 (25-95)

 今回で3本目のオーダーとなる森さん、「敬愛するマーク・リボー(ラウンジ・リザーズ)が使用していて、アンペッグのベイビー・ベースにもサウンドが似ているBass-6を基本に、EGO-WRAPPIN'の音楽性に合う様に若干のアレンジを加えたものを作って欲しい。そして、それは今後の自分の音楽に必要不可欠な1本として使いたい」とのリクエスト。そこで、早速Bass-6の問題点から洗い出しを始め、「フローティング・トレモロによって、音の核とサスティーンが損なわれる点」の解決策として、ブリッジにはT.O.M.を使い、ボディ・トップには硬く重いアッシュ材を採用し、バック材にマホガニーを使用する事で「核のある中&低域」も実現させる事にしました。指板は「硬質で音の立ち上がりに優れている」パーフェローを使い、ネック材には定番のメイプルを選びました。PUは、ブライトで太く重い中&低域が心地良いリンディー・フレイリン製のブルース・スペシャル(フロント&センタはST用、リアはTE用)を搭載。ハード・ウェアには、フェンダーのジャガーで使用されているパーツ類をアレンジして使用。アッセンブリのミニSWは各PUのON-OFFとし、ロー・カットSWはポットに付けました。フィニッシュは、ヴィンテージ・ギターでも使われ、音響効果に優れているニトロセルロース・ラッカー(色は、日本塗料工業会が発行している”オートカラー2004年版”を参考にした「カーキ」)を使用。
 この「Swingin'6」は、現在楽曲製作中の彼の新しい武器として、彼の中に湧いた新しいイメージを具現化するべく活躍中です。今後皆さんの元へ、アルバムやライヴという形で、この「艶やかな音色」が届けられることでしょう。

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