2005.03.27
Made For 森 雅樹 (EGO-WRAPPIN')Swingin'6 |
今回で3本目のオーダーとなる森さん、「敬愛するマーク・リボー(ラウンジ・リザーズ)が使用していて、アンペッグのベイビー・ベースにもサウンドが似ているBass-6を基本に、EGO-WRAPPIN'の音楽性に合う様に若干のアレンジを加えたものを作って欲しい。そして、それは今後の自分の音楽に必要不可欠な1本として使いたい」とのリクエスト。そこで、早速Bass-6の問題点から洗い出しを始め、「フローティング・トレモロによって、音の核とサスティーンが損なわれる点」の解決策として、ブリッジにはT.O.M.を使い、ボディ・トップには硬く重いアッシュ材を採用し、バック材にマホガニーを使用する事で「核のある中&低域」も実現させる事にしました。指板は「硬質で音の立ち上がりに優れている」パーフェローを使い、ネック材には定番のメイプルを選びました。PUは、ブライトで太く重い中&低域が心地良いリンディー・フレイリン製のブルース・スペシャル(フロント&センタはST用、リアはTE用)を搭載。ハード・ウェアには、フェンダーのジャガーで使用されているパーツ類をアレンジして使用。アッセンブリのミニSWは各PUのON-OFFとし、ロー・カットSWはポットに付けました。フィニッシュは、ヴィンテージ・ギターでも使われ、音響効果に優れているニトロセルロース・ラッカー(色は、日本塗料工業会が発行している”オートカラー2004年版”を参考にした「カーキ」)を使用。
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