2005.12.24
Moderncaster TL-Type
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- Neck : 1 piece Mahogany
- Fingerboard :Brazilian Rosewood (7-1/4'')
- Scale : 25.4"
- Fret : Jim Dunlop 6230
- Tuner : Gotoh 6連 Kluson Type Side Hall Pegu Nickel
- Nut : Ivory
- Body Top : Center 2 piece Northern Hard Ash
- Body Back : Center 2 piece Mahogany
- Pick Up (Neck) : Lunbgren Alnico II P-90
- Pick Up (Bridge) :Lundgren TL Bridge 7.5K
- Contorol : 1 Volume 1 Tone 3way Selector
- Bridge : Callaham Vintage T Model
- Finish : Deep Blue Peal Effect(All Lacquer)
- Strings : D'addrio EXL-110 (10-46)
横浜にお住まいの"湯澤くん"からのオーダーにより製作。
'05.4月に完成し、ギタリスト・石成正人さんに御購入頂いた「Deluxecaster 330」と同じ材の配合にし、ボディ・トップにバインディングを巻いたモデル。
PUのチョイスを「Deluxecaster 330」の仕様と比較すると、「フロントPUを若干ウォーミーに、リアPUはFatさは残しつつ、よりタイトにする」というコンセプトで製作する事にしました。
ボディ・トップには、●mm厚の「ノーザン・ハード・アッシュ」を、バック材には当店のオリジナル・ギターを語る上で欠かす事の出来なくなった"音響効果に優れている"「マホガニー」を張合わせました。ネック材にはミディアムUグリップの「マホガニー」を使用し、指板には「フラット貼りのハカランダ(クレイ・ドット)」をチョイスしました。フロントPUは、「Deluxecaster 330」に搭載した"リンディー・フレイリン"に比べ、若干ウォームな「ヨハン・ランドグレン」のP-90(アルニコマグネット)を。リアには、通常のTEマイクに比べ、"7.5Ω"と出力の高い「ヨハン・ランドグレン」のフラット・ポール・タイプのPUを搭載。ハード・ウェアには、音質や材質、そしてビスの1本に至まで遊びが無く完成度の高い「カラハム」のパーツを採用。アッセンブリにはクライオ処理が施されたパーツ類を搭載。フィニッシュは、ヴィンテージ・ギターでも使われ、音響効果に優れているニトロセルロース・ラッカー(色は、日本塗料工業会が発行している”オートカラー2004年版”を参考にした「ディープ・ブルー・メタリック・エフェクト」)を使用しております。
完成後のサウンド・チェックにより、当店の思惑通り、この1本のみで、Fender TEからGibson(風)までのサウンドをカバー出来てしまう"All in one"的なギターに仕上げる事が出来ました。
何よりも、オーダー主の"湯澤くん"に気に入って頂けた事が"成功の証"だったと思います。
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